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No.003:家の臭気のレビュー

最初の年は、仕方がないと諦めていたのですが、2年、3年、4年経っても消えない家の中の接着剤のような臭い。
気温が上がる夏は、頭痛さえするので、臭気を測ってもらった。
すると、アセトアルデヒドが厚生労働省の指針値0.03ppmを越えていた。しかし、三井ホームは法律違反ではない
という回答であった。。。。これで健康に配慮した住宅と言える????
(私には子供が二人いるが、二人とも呼吸器系に問題を抱えている。こんな濃度での生活だと、その問題の原因が
家ではないとは言い切れないので、憂鬱になる。)


=居室内測定結果=



<2015/7/15 実験>
小屋裏に換気扇を設置して、換気扇の風量450m^3/hと設定して換気を行った。
しかし、1日たっても小屋裏の臭いは消えず、特に変わらず臭った。
臭いは主観があるとは言え、小屋裏に顔を入れると間単に臭いが分かるほどである。
450m^3/hという風量は、小屋裏体積が45m^3程度あることを考えると、1時間に10回空気が入れ替わる量である。
空気抵抗があるので10回とはまでは届かないかもしれないが、小屋裏への空気流入は肌でしっかりと感じられるので
建築基準法で定められている2時間に1回の換気回数よりはかなり多いはず。
それなのに、臭いが残る。いったい三井ホームはどんな部材を使っているのか。。。。。
とても健康に配慮しているとは思えない。。。。
換気回数も、残留臭も定量的に示せないのが辛いところ。
そのため、風量、換気回数、臭いも客観エビデンスはないです。あくまでも家主の実験、主観、レビューです。

<2015/7/26 実験>
この日は、日中出かけることになっていて、さらに気温が高いことが予報されている。
そこで、日中外出して窓は閉め切った状態(外出だから当たり前か)で、
帰宅時に居室内で臭気がどうなるかを主観での臭いではあるがチェックした。
(普段は家族が先に帰っているから、天気も考慮してこんなチェックができる日は限られる。)

=小屋裏からの排気口=

換気扇は引き続きしっかりと回している。そのため、排気口からはすごく臭い空気が出ている。
朝でもむせるほど臭い。(指針値0.03ppmのところ0.1ppmの排気だから当然かな。)
然るに、この写真を撮った窓が開けらない。その臭いが室内に入ってくるから。。。。


=当日の朝方の温度=

窓を開けているにも関わらず朝から非常に高い温度。
(昨晩から30度を下回っていない。)

=夕方の温度=

帰宅後の窓を開放してから1時間ほどした時の温度。
(とても夏涼しいとは言えない家である。昨晩から結局30度下回らずで、この日も24時で30度を上回っていた。)


=臭気結果=
帰宅後は臭気が充満していた。当然、換気扇は2015/7/15と同様に回しっ放しである。
にも関わらず臭気があるということは、すごいVOCが発生しているのであろう。


=懸念=
私の2人の子供達のセキが止まらないのも当然かもしれないと思ってしまう。
(長男は学校に行くとセキが止まると言っているから、尚更この小屋裏臭気が原因としか思えてならない。)


=不快・不便=
そのため、どこからかやってくるVOCおかげて、空調をまともに使えないのである。
(空調は閉め切ることになるので、臭気が増加する。すなわち在宅時は窓開放するしかない。)


=三井ホームの考え=
改めて書くが、三井ホームとの折衝から分かることは、三井ホームはともかく建築基準法さえ守っていれば、
問題ないという姿勢なのである。
厚生労働省の指針値(アセトアルデヒド0.03ppm以下)は知らぬ存ぜぬで、彼らには関係ないのである。
私からすると、ユーザーの立場で物事を考えてない証拠であり、
”ユーザーの立場で物事を考えているとは到底言えない”と言わざるを得ない。


=健康住宅??(2015年7月撮影)=

健康住宅という”案内”に対して思わず苦笑いするしかなかった。VOC住宅の方が適切である。
(いやいや目標というのは、できていなから掲げるものだ。
VOC住宅のため、”健康住宅へ”が目標になっているのは、妥当なのか。。。)


これが拙宅における三井ホームの品質・・・・・。以上、レビューでした。

<2015/8/29追記>
あらためて三井ホームのニュースリリースを見た。
→https://www.mitsuihome.co.jp/company/news/2004/news08-06.html
ちょっと古いリリースではあるが、
”引渡し時の室内VOC測定を全棟実施→
測定結果は、ほぼ全棟で基準値以下であることが確認できました。”
と言っている。要は全部できていないということを宣言している。

上記のPDFです。クリックで保存できます。)
自慢するなら100%であるところであるが、ほぼで収まっているということは
だいたいよければ、OKという体質を現していると思う。
”ほぼ”ということはある一定の頻度でNG住宅があるということを自ら認めているのである。
今冷静になって思うと、その”ほぼ”でない方に当たる確率があるということ。
そうはならないだとうと思っても、”ほぼ”というものは定量値ではないので、99%かもしれないが、80%くらいかもしれない。
ともかく、ゼロではないことを自ら発しているわけでから、やはり選択すべきではないハウスメーカである。
今更ながらに三井ホーム選択は失敗と後悔するだけである。。。。。

<2015/9/5追記>
今日は、VOC対策されている会社の方に現状を確認してもらいに来ていただいた。
玄関に入られた瞬間に”あー、VOC住宅らしい臭いがこもっている”という感想を述べられていた。
今日は26度と快適な気温で高くもなく、しかも窓を開けているにもかかわらずである。
(それだけ酷い家ということを改めて認識することとなり、さらにがっくりと来てしまった。)
なお、確認してもらった結果は、VOC対策は必須とのことであった。
この会社の方とともに対策を実施して行こうと思っています。結果が出たらアップします。
(同様の悩みを持っている方は、メールいただければご紹介します。)

<2016/7/8追記>
ここ数日暑い日が続いていることもあり、臭気もデッドヒートです。
屋根裏の気積45m^3に対して、換気量は毎時200m^3の換気扇を回している。
計算上は、1時間に約4.3回空気を入れ替えていることになる。
損失もあるだろうから、きっちりと4.3回ではないにしろ、24時間換気で定めれている
毎時0.5回の換気量は大幅に上回っている
しかし!
屋根裏を除くと臭気がモンモンと発生している。
これで健康住宅!笑ってしまうぜ三井ホーム


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